たぴをかのひまつぶし

たぴをかです。好きなものやことについて思ったこと、考えたことを書こうと思っています。

名探偵ピカチュウという特別じゃない1匹の話

名探偵ピカチュウをみました

 

ネタバレとかに配慮はしないでみてて思った気持ちを書いておきたい

 

 

 

 

 

 

 

思えばピカチュウとの付き合いも長いものでもう20余年になる

 

数年前にピカチュウの言葉がわかるようになって「ずっと一緒にいたいから」という意味だと聞き取れた時は感動してめっちゃ泣いてしまった

 

それがどうやら今回はべらべらしゃべる

 

ゲーム版もやってたからもちろん知ってるんだけど

 

それでもあれだけフランクに意思疎通ができるっていうのはすごいことなんだと思う

 

常々コミュニケーションは前提がそろっていて初めてできることだと思っている

逆にそこをすり合わせていけるのがいいコミュニケーションなんだというところもある

 

ポケモンていうのは人間じゃない

それは誰だってわかっていることなんだけど

 

だから前提が違うのは当たり前

サトシが出会うポケモンたちは限りなく擬人化されたものだ

それはポケモンの前提を人間よりに調整されているってことなんだと思う

それってとっても傲慢なことだと思うけど、普通にアニメをみている分には特段気にするわけじゃない

 

それで今回のピカチュウなんだけど、話が通じるというか、前提が人間よりになっている理由がちゃんとある

 

そこはもう確信の部分だから、あまりとやかく言わないけど

 

限りなく前提が人間寄りのピカチュウでも、ティム以外の人間とのコミュニケーションは齟齬が出る

 

逆に他のポケモンたちは、パートナーになっている人間たちがいて、しゃべってる鳴き声は違うけど、みんなそれぞれしっかりパートナー同士で意思疎通ができてる

 

それはパートナーとして前提を共有しているからなんじゃないかと思う

 

単純に、ピカチュウがしゃべった!っていうのは最初のフックに過ぎなくて、たぶん他のポケモンとパートナーたちもあれぐらい息をあわせることはできるんじゃないかな

 

特別なピカチュウの話だけどきっと特別なポケモンてわけじゃない気がする

 

 

そういう意味で好きなシーンはピンチの街中であの後のコダックピカチュウが会話しているシーン

あれコダックはコダコダいってるだけっていうのがいいんだよね

 

ポケモン同士、パートナー同士は通じるけど、人間とポケモンは通じないっていう原則をしっかり守っている感じがいいなぁって思った

 

 

他にもあるけどそろそろ出かけるのでここらで終える

久々に書いたし五月雨論的で恥ずかしい