たぴをかのひまつぶし

たぴをかです。好きなものやことについて思ったこと、考えたことを書こうと思っています。

ポトフが好き

ポトフが好きだ。

 

ポトフっていうのは、

野菜と肉をコンソメで煮込んだ料理だと思っている。

実家にいた時も母が作っていた。

たぶんそんな感じだった。

人参とじゃが芋と玉ねぎなんかが入って煮込まれていて、

「要するに、洋風の肉じゃがなんじゃないか」

と、思った。

別に外食で喜んで頼むようなメニューでもないので、

実家のポトフからポトフの印象は更新されない。

 

しいていうならば、

グルメ漫画で美食家がマスタードを着けて食べていて、

「うちのポトフはマスタードで食べてないから違うのかな」

と、思っていた。

 

そういうわけで、

全然好きそうではないけれど

ポトフが好きだ。

 

たぶん、

長時間ごろっとした野菜を似ているのが好きだ。

根菜も多いから、

水から煮込みはじめる。

静かだった鍋の湖畔が、

こぽこぽと音を立てて、

盛り上がってくる感じが好きだ。

 

ポトフは量を作りすぎる。

味も素朴なので、

料理転生ができる。

それを考えるのが楽しい。

煮込んでいる間には、

ポトフの来世に想いを馳せる。

シチューやスープパスタのことも想うが、

結局は、カレーになる。

カレーが好きだ。

 

そういうわけで、

 

ポトフが好きだ。